Collection: art:松宮喜代勝 和紙アート『彩相Ⅰシリーズ』

唯一無二の作品で現代美術の最前線を走ってきた松宮喜代勝の作品です。
出身地の越前和紙を使ったアート作品はすべて『呼吸』がテーマ。
1980年代から制作している彩相シリーズは、Ⅰ~Ⅳ,X と続いています。

『彩相Ⅰシリーズ』
彩相とは色の呼吸のことです。色の顔です。
少し専門的な言い方をすれば、色の位相(トポロジー)作品です。 砕けていえば、色の生き方 です。
単色ごとに、和紙に塗り込めた油絵具が、何層にも重なってい ます。
最後に、あまり切れの良くない出刃包丁に、祈りをこめて、一気に破ると彩相が生まれ ます。
今まで見たことがない色の音楽(呼吸)が発生したら作品になります。

Color PhaseⅠSeries
Color phase is a color breath. In other word, face of color.
In technical term, topology piece of color. Informally, color’s way of life.
Every color is oil painted on washi(Japanese paper) and layered.
Lastly, tearing at once with your blunt Debabochou (a broad bladed kitchen knife) color phase comes to life.
If you hear music of unseen color, it becomes art piece.

 ※作品の色合いは、PCやディスプレイ環境により、多少異なることがございますが、ご了承ください。